あおにさい

大学受験真っ盛りの男子高校生がTwitterで言い切れない戯言とまじめな話とか投げ込むトコ。

差別に疎い芸能界とバラエティ-男子高校生にのたわごと①

想像以上に大学受験が忙しかったので、開設後放置していた当ブログですがのでどうしても言いたいことがあるので投稿します。

 

先ほど生放送された

日テレ系「行列のできる法律相談所

今回のサブタイトルは、

「行列2時間生放送!クリスマスサンゲSP」でした。芸能人たちが今年あった自身のことを懺悔し、その中の誰かが罰ゲームの2トンの滝を受けるという番組でした。

その中で、女優の桐谷美玲さんが自身のことではなく、懺悔してほしい人として司会をしていた明石家さんまさんを告発しました。その内容とは....

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先日行われたサッカーFIFAワールドカップ

クリスティアーノ・ロナウド選手も出場したこの試合で、中継キャスターを担当した桐谷は会場でさんまと遭遇。試合前の緊張感漂う中でスタッフらと同乗したエレベーターの中でさんまが信じられない一言を発したという。

さんまは桐谷に向かって「今夜、ロナウドに抱かれておけ」と言った趣旨の発言をし、エレベーター内はとんでも無い空気に、その後追い打ちをかけるように「未来の日本代表のためにロナウドのDNAをゲットしてこい!」といった趣旨の最低の下ネタを言い放った。

 

その後、多くの芸能人のいる生放送中のスタジオに戻り、他の芸能人の懺悔をさんまがディスった後、芸人の東野幸治さんが、前述のさんまの下ネタ発言について指摘、それに対しさんまは、以下書き起こし

さんま

「俺は真剣にいうたんやロナウドのDNAがサッカー界に必要っていうのはー下ネタでもなんでもないないねん」

桐谷

「緊張感漂っている本番前の2時間ちょっとの生放送の前ですよ」

さんま

「そうやそうやー」

桐谷

「関係者がいっぱいいる中であんなこと言われて私どうしたらいいんですか?」

さんま

「どうしたらいいって芸能界の先輩の言うことを聞いたらいい!」

宮迫(雨上がり決死隊)

「セクハラセクハラ、北村先生どう..」

北村晴男弁護士

「完璧なセクハラですよ」

さんま

「いやいや僕が育てるんですよ」

北村

「なんで人の子を育てるの」

さんま

ロナウドの子供やぞ

たまに会いに来てもいいし」

 

ここで、次のコーナーのに入る音声と司会の徳島アナウンサーが割入った形となりCMとなった。

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その後、懺悔の罰ゲームはゲストである桐谷の指名でさんまが受ける結果となった。

 

 

単刀直入に言う。

これほどセクハラが話題となり、さらにはバラエティの倫理が問われていう世の中で、明石家さんまという超大御所芸人が、堂々とセクハラ発言をし、見苦しい言い訳をするとは言語道断である。

 

ワールドカップでの発言がすでに女性蔑視であり、スタジオでの発言もセクハラだけでなくパワハラ要素も出し、弁護士の忠告にもかかわらず自分本意の発言をすることは、いくら芸人は笑いを取るのが仕事だと言っても、許されない。というかそういう世の中にしなくてはいけない。

 

ハリウッドから大御所プロデュースや俳優からセクハラ、性的被害を受けた女性たちが告発する運動「METOO(私も!」が広がっているのは周知の事実だが、日本はまだ根底には男尊女卑があるのか大きな動きにはなっていない。

 

先日の有名ジャーナリストから性的被害を受けた記者が再捜査を申しでた件でも、真偽はは判断できないとはいえ、日本での世間の反応は冷ややかなものだった。

 

話を番組に戻すと、罰ゲームを受けたさんまは、その後さんまのモノマネをする猿と芸を披露した。

 

当初僕は、日テレサイドと事務所が発言炎上危惧しまさに2トンの水で水に流してしまおうという作戦かと思った。(これで流されてしまったら、いくら桐谷の一定の発散になるとはいえ、たまったものではないが)

しかし、罰ゲーム直後用意された猿が登場。

つまりこれは出来レースだったわけだ。

 

問題の本質は、大御所芸人ならセクハラが許されてしまい、テレビ曲はこれを助長または笑いにするということにある。

出演者当事者たちが感じたことは一旦置いておくとして、日テレの視聴率頭のこの番組が与えた社会的影響は少なくないはずだ。

 

あまり知られていないが、基本的にバラエティ番組は芸人のボケからツッコミさらには間まで綿密に台本で指定されている。

(知り合いのギョーカイ関係者による)

今回番組がどこまでそうなっているかは定かではないが、一定のプロットがあり、ここまでの発言はある程度予想できたはずだ。

 

 

こんなことをいち男子高校生がいってもしょうがないないが、おそらくここまで読んでくださったであろうオトナのみなさんに伝えたいことがある。

 

以前、フジ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」で昔のキャラクターを復活させ、セクシャルマイノリティーに不快を与えたことがあった。それに対し、当時の番組を観ていた両親は問題視していないようだった。

ギリギリ20世紀に生まれた僕には、番組も両親の倫理観も到底理解できるものではなかった。

 

時代とともに倫理観は変わるが、もうセクハラや男女差別は許される時代は終わったはずだ。いやそうなってほしい。

多くの国民が見るテレビ、そして芸能界はそれを率先しなくてはいけない。

 

このことが大げさだとか、昔のテレビに戻ってほしいという方の意見は尊重する、ただ、これが大学入試センター試験を約20日後に控えた高校生の意見である。

 

校閲する暇はないので誤字脱字はご勘弁ください。話の流れをわかりやすくするために一部敬称を略しました。

 

それでは今日はもう単語を覚えて寝ます。

おやすみなさい。